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業界研究

【就活】5分で丸わかり!最速最短で学ぶ業界研究の正しいやり方

正しい業界研究、できていますか? 業界研究の方法を間違えると、大きく時間をロスしてしまいかねません。 業界研究とは?から、方法、ツールを紹介していきます!

こんにちは!ビズリーチキャンパス編集部です。
就活生の皆さん、正しい業界研究、できていますか?

今回は、正しい業界研究のやり方についてレクチャーしていきます。
業界研究とは?から、業界研究をする目的、効率的なやり方、ツールまで一挙にご紹介していきます!

≪目次≫
・業界研究とは
・業界研究の目的は?
・どんな業界があるのか
・業界研究のやり方
・業界研究のツール

まずはじめに-業界研究とは

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就活における業界研究とは、以下の2つのステップのことを指します。
①世の中にある業界を知る
②興味を持った業界の理解を深める

①世の中にある業界を知る

最近ではIT業界などの流行りの分野にスポットが当たりがちですが、
あなたが本当にやりたいことはもしかしたらまだ知らない業界にあるかもしれません。
まずは広い視野をもって、どんな業界があるのかを知りましょう。

②興味を持った業界について理解を深める

例えば、「コンサル業界」。
「コンサル業界」と一口にいっても、ITコンサル、戦略コンサル、組織人事コンサルなどたくさんの種類があります。
これらの領域、サービスの違いを多角的な視点から理解しましょう。
また、同じ名前でも企業ごとにその仕事内容やどのような事業に関わるか全く違う場合もあります。

業界研究の目的は?

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そもそも業界研究する目的とは何なのでしょうか?
それは、ズバリ「より良いファーストキャリアを選ぶため」です。
なぜより良いファーストキャリアの選択のために、業界研究が必要な理由を大きく3つに大別してみました。

①未知の業界を知り、自分の選択肢を広げるため

知らないことは、大きな機会損失です。
その機会損失を防ぐことが、業界研究の目的の1つです。
金融や広告、IT業界など、人気の業界に目が行きがちですが、
あなたが本当に望んでいる働き方ができる業界が他にあるかもしれません。
ですから、まずは世の中にある業界を俯瞰し、選択肢を広げてみましょう。

②数ある業界の中から自分の志望業界を絞るため

業界地図には、なんと180もの業界が載っているのをご存知ですか?
業界研究は、数多ある業界の中からあなたの志望業界を選ぶための力強い味方になってくれるのです。
業界さえ絞ることができれば、あとは業界の中で特に気に入った企業を選ぶだけで志望企業を決められますね。

③自分の志望業界の知識を得るため

選考を勝ち抜くために必要な知識を得るためにも、業界研究が必要です。
企業は、面接などで「この学生が自社に向いているのか」と同時に「この人は本当に自社に入りたいのか」を見極めようとしています。
志望度をアピールするためにも、熱量を持って業界研究をできているかがポイントなのです。
また、会社説明会に足を運んだり、多くの企業群から企業情報を比較する際にも、実は業界研究が役に立ちます。
業界についての総合的な知識があると、より効率的に企業分析を進められるからです。

どんな業界があるのか

業界研究の具体的な方法を見ていく前に、どんな業界があるのか一覧で見ておきましょう!

■メーカー
食品、農林、水産 、建設、住宅、インテリア 、繊維、化学、薬品、化粧品 、鉄鋼、金属、鉱業 、機械、プラント 、
電子、電気機器 、自動車、輸送用機器、精密、医療機器、印刷、事務機器関連 、スポーツ、玩具 等

■不動産
不動産、建設

■サービス
フードサービス、ホテル、旅行、福祉、アミューズメント、レジャー、コンサルティング、調査、 人材サービス 、教育 等

■インフラ
鉄道、航空、運輸、物流、電力、ガス、エネルギー

■商社
総合商社、専門商社

■IT
ソフトウエア、インターネット、通信

■小売
百貨店、スーパー 、コンビニ 、専門店

■広告・出版・マスコミ
放送、新聞、出版、広告

■金融
銀行、証券、クレジット、信販、リース、その他金融、生命保険、損害保険

■官公庁・公社・団体
公社、団体 、官公庁

業界研究のやり方

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ではいよいよ、業界研究のやり方を紹介していきます。
ここでは、皆さんの状況別に業界研究のアプローチを分けて説明していきます。

STEP1.視野を広げるための業界研究

「就活を始めたばかりで、自分が何をしたいのかわからない。」あるいは、「興味のある業界はあるけど、他の業界のことはほとんど知らない。」
就活生の皆さんによくある不安です。そんな方は、まずはとにかく視野を広げることを意識しましょう!
手始めに、自分が興味が持てるトピックから始めることをオススメします。

例えば、「売上高」に注目して調べていくのは1つの手段として効果的です。
一見地味に見えていた業界が、とてつもない売上高を持っていることも少なくありません。
そうすると、「どうしてこの業界は儲かっているのだろう?」と興味が出てきませんか?

その他に、「自分が知っている企業」がどんな業界に属しているのか帰納的に調べていくのも面白いかもしれません。
あなたがお気に入りの製品を作っているその会社は、実は業界全体からしたら市場規模の小さい会社だった、なんてこともあるかもしれません。
まずは広く浅く、様々な業界を知ることを意識して取り組みましょう。

STEP.2志望業界を決めるための業界研究

業界を網羅的に見てみると、興味のある業界がいくつか出てくるでしょう。
それらの業界の中から志望業界を選び出すには、あなたなりの判断軸が必要となります。
その判断軸を持つために「あなたはどのような人生を歩みたいのか」「あなたはファーストキャリアに何を求めるのか」
といった自身の価値観を明確にする、自己分析をすることも必要となります。

例えば、
・給料は何歳までにどれぐらい欲しいのか?
・どういった力をつけたいのか?
・どういった職種が自分に向いている/やりたいのか?

というような あなたの価値観を明確にすることで「それが達成できるか」という判断軸を定め、その項目があてはまるか考えつつ調べてみましょう。
このことは、志望企業の志望動機を持つことにも繋がります。

自己分析の記事はこちら!

その自己分析間違っているかも!本当の自己分析教えます。


STEP.3志望企業に内定をもらうための業界研究

志望業界が絞れたら、その業界についての知識をできるだけ深めて各企業の志望理由をより明確に語れるようにしていきましょう。
「なぜ競合の〇〇社じゃなくて、ウチなの?」という質問は、選考で聞かれる可能性が高いです。
そのためには業界内での競合関係を知ることはマストでしょう。
そうすることによって、より明確な志望動機を作ることができます。

そして、業界の未来についても調べてみると良いでしょう。
その業界で、自分が成し遂げたいことと業界の未来が上手くマッチしていれば、志望動機の説得力も上がります!

志望動機の記事はこちら!

これがなければ志望動機は書けない!今すぐできる4つの対策


業界研究のツール

ここでは、業界研究を進めるための具体的なツールについてご紹介いたします!

①業界研究におすすめの書籍

「会社四季報」業界地図
(東洋経済新報社 (編集))

概要:
あらゆる業界、企業を調査している「会社四季報」の記者が作成した業界地図です。
業界の規模、動向、大手企業を用いた勢力関係がグラフィックで見やすくまとめられています。

おすすめポイント:
業界の勢力図、出資関係などがグラフィックで見やすくまとめられているので、飽きずに読めます!
さらに、トレンド解説や欄外コラムなど余すことなく業界情報を提供してくれています。
「ウェブ情報更新サービス」で最新情報がアップロードされるのも魅力です!


図解入門業界研究 動向とカラクリがよーくわかる本 シリーズ
(秀和システム)

概要:
あらゆる業界ごとに、専門の業界研究書を出してくれているシリーズです。
その業界がどういう仕組みで回っているのか、最新動向をまとめてくれています。
巻末には、用語集もついていて便利です。

おすすめポイント:
興味がある業界について掘り下げて業界研究をするのにオススメです!
一冊丸ごと、その業界についての解説がされているので、得られる情報量がダントツに多いです。
これさえ読めば、その業界について理解を深められるはずです!




②業界研究におすすめのwebサイト

マイナビ 業界研究大図鑑

概要:
就活情報サイトも運営するマイナビが提供する業界研究の図鑑です。
あなたが普段食べている食事や、身の回りにあるものは、どのような業界がどういった形で関わっているのかをイラストでわかりやすく解説してくれています。

おすすめポイント:
「世の中にどんな業界があるのかをイメージしたい」という方にオススメです!
パソコン、SNSからコンビニおにぎりまで身近なものが扱われていて、楽しく世の中の仕組みが知れます。
導入として手が出しやすいのではないかと思います!

あさがくナビ 業界MAP

概要:
こちらも就活サイトを運営するあさがくナビが提供している業界地図です。
業界ごとに、業界の仕組み / 最新トピックス / 採用の動向 がまとめられていて、かなり充実した情報がまとめられています。

おすすめポイント:
「各業界の理解をもっと深めたい」という方にオススメです!
業界の仕組みや最新トピックスでは海外市場との関係性まで書かれていることもあり、
これを読むだけでも、その業界について十分に話せる内容が詰まっています。

ビズリーチ・キャンパス 業界研究記事

ビズリーチ・キャンパス(当サイト内)でも、業界研究で皆さんの助けになるような記事を公開しています。
ぜひチェックしてみてください!

業界研究の記事はこちら

【コンサル業界】業界研究「ボスコンは戦略コンサル、ではアクセンチュアは?」

【メーカー業界】業界研究「メーカーは、○○業。わかりますか?」

【広告業界】業界研究「博報堂は世界10位。では、電通は?」

【不動産業界】業界研究「デベロッパーとゼネコンの違いは?」

【総合商社】業界研究「総合商社と専門商社の違いって、ナニ?」

【外資コンサル】業界研究「20代の平均年収は1,000万円あるかないか?」

【外資系金融】業界研究「外資系企業の花形、投資銀行部門ってナニ?」

【インフラ業界】業界研究「入社すれば生涯安泰は幻想...?」

【リクルート】企業研究「創業時は、○○○○の広告代理店だった!?」


③業界研究といえばOB訪問

百聞は一見にしかず。実際にその会社で働く社員さんにリアルで会って直接聞くことは、質の高い業界研究の方法です。
ネットにも載っていないような、生の最新情報を握っているのは間違いなく現場の方です。
先輩社員に業界についての疑問をぶつけることで、業界へのあなたの理解は格段に深まるでしょう。

「でも、社員さんで知り合いなんていないし......」というそこのあなた。

ビズリーチ・キャンパスのOB訪問サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
ビズリーチ・キャンパスでは、「後輩を応援したい」という想いを持った、多くのOB/OGの方が登録してくださっています。
ある程度、興味がある業界が絞れたら、先輩に力を借りてみるのもいいかもしれません。
ポジショントークではない、社会人のホンネが聞けます!

一次情報を得て、自分の未来を見つけに行こう

採用ホームページやニュースなどのメディアを読んで、業界・企業研究に励むことはとても大事なことです。 しかし、それらの多くは二次情報に過ぎません。何かしらのバイアスがかかっており、正しい情報であるかどうかは自身で選択していかなければなりません。

情報収集で重要なことは、「どれだけ新鮮な一次情報」を得られるか、ということ。 そしてその一次情報を得る手段としては、「とにかく人と出会う」ことが重要になります。

ビズリーチ・キャンパスでは、様々な社会人と出会える機会をご用意しています。 学生ならではの特権を使って、今しか聞けない話を聞きに行ってみませんか?